【学童保育の支援員が教える】学童(クラブ)どんな所?宿題は?親子の不安を解消します

日記

こんにちは、ドトールさちこです。

◆スマイルゼミ◆タブレットで学ぶ 【小学生向け通信教育】が誕生!

私は公立の放課後児童クラブで放課後児童支援員としてはたらいています(パートです)

放課後児童クラブより「学童保育」のほうがなじみがあるかもしれませんね。

公立の学童(クラブ)はほとんど学校の敷地内かすぐ近くにある場合がほとんどです。

主に小学1年生とにぎやかに、毎日をすごしています。

学童(クラブ)で不安なことはありますか?

お友達となかよくすごせる?

宿題はやってきてくれるのかしら?

小学一年生の親御さんは入学したら、学童(クラブ)の心配までと大変ですね。

友達はできるのかな?

楽しく過ごせているのかな?

宿題はやってきてくれるのかな?

このような不安や希望があると思います。

この記事を読むと安心して学童(クラブ)の生活を送れるようになりますよ!

  1. 学童での子供たちの生活・様子
  2. 勉強・宿題もんだい
  3. 友達もんだい

学童での子供たちの生活・様子

ほとんどの学童ではおおまかにですが、タイムスケジュールが決まっています。

これは一年生のタイムスケジュールです。(高学年は16時下校)

15時      下校 検温(コロナ禍のため)手洗い、消毒

15時20分~  宿題、勉強

16時~     自由あそび(外遊びもふくむ)

17時半~    遊んでいたおもちゃ、工作等を片付け 

        読書などをしてしずかにお迎えを待つ

そしてどんどんお迎えがきて、帰っていくというかんじです。

学童(クラブ)の子供たちはほんとうに個性ゆたかで色んな子のあつまりです。

不安なことは支援員に相談する

頭が痛くなりやすい  熱性けいれんがある  虫に刺されると腫れる お腹がよわい

どんな小さいことでも、一言いってもらったほうがこちらも安心です。

体調のことは「こんなこと・・」と考えずに支援員にどんどん伝えましょう!

特定な子からいじわるされているみたい  仲間にいれてもらえない  なじめていない

支援員も毎日、子供と接し様子をみています。

この子は大人しいな、この子は口調がつよいな、性格もわかってきます。

大人しい子の親御さんは「うちの子、だいじょうかしら・・」と心配になります。

支援員も不安そうな子には「いっしょに遊ぼうか」と誘ったり他の子とまじわれるように、

促します。

けれど、家に帰って「だれとも遊べなかった・・」と子供から聞くと親としては辛いですよね。

まずは支援員に家での様子を伝えましょう。

お家の方が心配されているとわかったらお迎えの時に

「今日はこんな遊びをしましたよ」

「お友達とこんな風にまじわれましたよ」

と支援員からお伝えするようになるとおもいます。

かわいい我が子です。安心をぜひ手にいれましょう!

勉強・宿題問題

支援員として、毎日小学一年生の宿題をみています。

学校の先生ではないので教えるというわけではありません。(教え方がちがってもいけないので)

アドバイスをしたり、いっしょに考えるというスタンスです。

みている子が一年生なので、答えがあっているかどうかはみてあげることが多いです。

「あれ?3番ちょっと、ちがうよ~」など。

学童(クラブ)で静かに落ち着いて勉強できる環境をつくるのはひと苦労です。

ま~、ちょろちょろするわ、ちょっかいだすわ(笑)

現在、入学から3~4か月経って算数プリント、国語プリントの2枚の宿題が出ることが

多いです。(地域差あり)

10までの数字の概念がわかっていない子が多くいます。

頭をひねりながら、両手をひろげ、指を折ってなんとか・・。という感じです。

それでも全くもんだいはないと思うのですが、宿題はすぐに文章もんだいへとなっていきます。

「くるまが5だいとまっていました。あとから3だいきました。ぜんぶでなんだいでしょう」

みたいなもんだいになります。

多くの子供たちはもんだいの意味がわからないので、両手をだしてパニックです。

学童ないは「わかりませーん」のあらしです(笑)

支援員は子供のとなりにすわって、いっしょにもんだいを読んでかんがえます。

おしえるというより、どこがわからないのかな?というかんじです。

勉強時間がいちおう決まっているので、ゆっくり一人一人みていられない状況です。

一年生の現状はこんなものです。

そして引き算も同様にすすんでいきます。

子供たちはひらがなをひたすら書いておぼえていきます。

えんぴつの持ち方が??の子、一文字書くのに、ものすご~く時間がかかる子も。

「がんばれ~!」

「この字、とてもじょうず!」

ひたすら、おうえんです。

一通りやっていくとこんどは、かなづかいになります。

「□のなかに(え)か(へ)をかきましょう」

・うち□か□って あそびました。

・□んそくで とおく□いきました。

というもんだいです。

これも「わかりませーん」のあらしです(笑)

時間内に終わらない子は「おうちでがんばってね」となります。

自由遊びのときにやってもいいのですが、そこは、なかなかむずかしいですね。

正直、わからない子ほどやりたがりません。そりゃそーですよね。

クラブ(学童)は勉強を無理強いしてやらせるところではないので、いそがしい親御さんと

しては「やらせてほしい!」のかもしれませんが・・。

学童(クラブ)に預けている親御さんの大変さはよくわかります。

仕事をして、子供を迎えに行って、夕飯、お風呂、もうくたくたです。子供もくたくたです。

そのなかで、しゅくだい、べんきょうをみるなんて無理・・・。

我が子があれ?わかってないな・・と感じているなら、夕飯のおかずをいっしょに

かぞえたり、お風呂じかんを利用したり、5分でも10分でも親子でかんがえる時間を持ちましょう

(大変ですよね)

学童(クラブ)の子供たちをみていてかんじます。

子供たちはめちゃくちゃほめてほしいのです。

クラブで宿題をみますが、ぜったいにひとつは、ほめます。それもおおげさに!

「字がおおきく書けたね」「なまえがちゃんと書けてる」「ひとつでもこたえがあっている」

もちろん「ほめる」ということに危険がひそんでいるのもわかっています。

「ほめて」ほしくてなにかをするのはちがう

「ほめて」もらうことに子供が執着してしまう  などなど。

ほめ方は大切にしているつもりです(これでも・・)

よくみて、まえはできなかったところができている、などのプロセスを大事にします。

べんきょうだけではなく恐竜にくわしくてすごいとか、お友達にやさしくしてくれてありがとう、

トイレのスリッパをそろえてくれたの?ありがとう。などなど。

子供はほめられてのびます。(大人もですね)

家族いがいのおとなに認めてもらえることは、いつかその子の励みになるはずです。

どうかお家でも、がんばっているお子さんをよくみて、認めてほめてあげてください。

友達もんだい

「お友達とたのしくすごせているのかしら・・・?」

学童(クラブ)に入所したばかりのときはどうしていいかわからない子も、3か月もすれば

学童(クラブ)生活にも環境にも慣れてきます。

元気に(やんちゃに)あそびだす子、しずかに過ごすのが好きな子、それぞれです。

一年生の男女共通なのですが、皆、おりがみを折ったり、絵を描いたりするのがだいすきです。

キャラクターの絵を描いたり(ポケモン率高い)、はさみやのりをつかって工作したり。

工夫して子供たちはたのしく遊びます。

しぜんと気のあう子のとなりにすわってちょこちょこ作り出したりするのです。

親御さんはぜひ、お金のかかることですが、我が子が楽しく時間を過ごせるように

おりがみや、ペン、はさみ、のりを用意してあげてください。

おりがみは「もう、無くなったの?」と言いたくなるかもしれませんが、それだけ楽しんでいる

証拠です。

その中でも、うちの子はなじめていない・・という不安があれば支援員に伝えてOKです。

お迎えまでの時間までに子供の不安がなくなることをまず、親と支援員で考えましょう

学童(クラブ)のなかでは大なり小なり、子供たちのトラブルはつきものです。

クラブ内のトラブルはその場で解決するのが一番です。

悪口を言った、言っていない、叩いた、叩いてない、いろいろあります。

ある程度は見守りますが、これはあいだに入ったほうがいいな、となったら、入ります。

支援員はとにかく子供たちのはなしを聞きます。はなしを聞いてどうしたらいいのか子供たちと

考えます。子供なりに言い分があるので、なかなかたいへん・・。

もちろん、その場で心から解決しない場合もあります。

親御さんにはとにかくその状況をそのままお伝えして、こういう対応をしたなどそのときどきの

お話をします。

もし、家に帰って納得できなければ、支援員に伝えましょう。

子供はけんかをしても、仲がいいんだか、悪いんだかの場合も多数です(笑)

楽しくお迎えまでの時間を過ごしてほしいですよね。

学童(クラブ)での時間が安心して落ちつける場所になることを願っています。

では、また。

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